2011年の介護保険法改正時に世に広く知られ、2015年に厚生労働省プロジェクトチームが打ち出したことで、地域づくりの中心的な考え方となった地域包括支援体制。では具体的に何をして、どう変えていくのか。また取り組むメリットは何なのか。本書では一定の成果をあげている。全国でも先駆的な取組を、実際に訪問して紹介。その上で、その取組を支える理論を、それぞれの第一人者が、わかりやすく解説する。
[ここがポイント]
◎先駆的に取り組んできた事例を研究者の視点で視察し報告。
◎概念を支える理論はそれぞれの第一人者に依頼。
◎現在の地域づくりの中心となる考え方の今がわかる