高齢期の「壁」は年齢ではない。高齢社会の研究者が本当の「壁」とその乗り越え方を指南!
80歳台後半になっても、要介護2以上の日常的に助けがいる人は、4人に1人しかいない。90歳以上でも約半数。
つまり、日本はすでに「健康でいられるように」という願いは達成しており、これからは「長い高齢期をどう生きるか」を考える時代に入った。
医療は病気を治すが、幸福や暮らしの楽しさを提供してくれるものではない。
長い高齢期を幸福に暮らすためにもっとも大切なのは「高齢期に相応しい環境づくり」である。
本書では、様々な統計データを示し、エビデンスに基づいた、高齢期に相応しい居場所づくりを示す。
高齢の親と離れて暮らす子世代にもおすすめ。
「まだまだ元気。でも先々はちょっと不安」そんな私たちの心が明るくなる、分かりやすくて優しいメッセージが満載。