2019年の台風15号と19号による被害で、千葉県の広範囲で電気や水道などのライフラインが長期間途絶し、行政の支援も滞りました。本書では、その極限体験のなかで実際に役に立った技術とツールの実践的な活用方法をわかりやすく解説していきます。
2020年初頭からの新型コロナウィルスの流行、災害の大規模化によるライフライン途絶の長期化の恐れ、避難所の幼児やペット、高齢者の受け入れ態勢の不備といったことから、従来のように「避難所に避難する」ことだけが正しい選択肢ではなくなってきています。そのなかで見えてきたのは、自宅の安全度を高めて、自宅に避難するという新しい非難の形です。
それを可能にするのが、本書で紹介する、DIYでの自宅の安全性の強化と応急修理、長期間のライフラインが途絶したなかでの自宅避難を可能にする発電や水や湯を確保する方法、本当に役立つ備蓄品、そして被災時の食のノウハウです。
自身と家族を守るために、本書をぜひご活用ください。