全社協では、2000(平成12)年の介護保険制度創設にあたり、ケアプラン作成のためのアセスメント手法として本書「居宅サービス計画ガイドライン」を開発しました。
本ガイドラインは、要介護者の「強さ」を理解し、それをケアプランに活かすことにより、自らの問題を自らの力で解決することを支援するエンパワメント支援の考え方を盛り込んでおり、以後、全国各地の居宅介護支援事業所で採用されています。
「Ver.3」は、地域共生社会を指向したケアマネジメントの考え方と、厚生労働省通知(令和3年3月、介護サービス計画書様式等の一部改正)等を踏まえ、要介護者本人だけでなく家族介護者を含む家族全体を捉えた支援を進めるためのケアマネジメントが可能となるように、「居宅サービス計画ガイドラインVer.2」を改訂したものです。