再婚家族で起こる虐待の悲劇。
それは、「正しい親」幻想が原因だった!
第一線の家族社会学者による、「家族観」を一新する衝撃報告!
「親になろうとしてごめんなさい」。ある幼女虐待死事件の裁判
で、継父の被告が発した言葉はすべてを象徴していた。“ステッ
プファミリー=再婚者の子がいる家族”では、継親の善意が子
どもを追いつめやすい。「親代わり、良い親にならなければいけ
ない」。日本の伝統といえる家族観が親も子も不幸にしている。
現実を受け止めた先に見える、親子が幸福に生きる“家族の形”。
社会が子どものセーフティーネットを創り直し、
多様な家族が“子ども中心”に幸せな暮らしを築くための、最良の処方箋!