子ども虐待について考えてほしい。
子どもたちとその家族の姿を知ってほしい。そして、ジソウ(児童相談所)とそこで働く人たちの思いや葛藤を伝えたい。児童相談所で働く人たちの「日常」の姿を伝える1冊です。
物語部分は、隔月刊誌『くらしと教育をつなぐWe』に10年にわたって連載された青山さくらさんの人気のエッセイからセレクトしました。現場にいる人ならではの体験に基づいた、やわらかで情感にあふれた文章で、読み終わると、現実の厳しさだけでなく、そこにかかわる多様な人たちの思いとありようが浮かび上がってきます。