中級・上級編では、微妙な表情やちょっとしたしぐさから、利用者の気持ちを読み取り推測するトレーニングを行います。まずは想定される理由をいくつか考えましょう。答えは一つとは限りません。出来るだけ多く考えます。そして解説では表情や態度の中でポイントとなる部分を選び、そこからどう読み取ればよいのかその方向を示します。利用者がどうしてもらいたいかは、その方向にそって考えると自ずと見えてきます。中級編では24事例を、上級編では13事例を設定しています。また実際の対応編として、適切に対応する事例を27紹介し、初級・中級・上級で学んだことが確認できるようになっています。