ローン地獄、児童虐待、性暴力、障害者差別、
看取り、親との葛藤…「大文字の困りごと」を
「自分事」として考えてみた。
「ここまで曝すか!」と連載時より大反響の明るい(?)社会派エッセイ
わたしたちが「生きる」ということは、「なにかの当事者となる」ことなのではないだろうか。…みんなが隣にいる誰かへの想像力をもつようになれば、まわりまわって思いもかけない方向から、誰かがわたしの小さな困りごとを助けてくれる気がする。そういうのってなんだか素敵で、とてもふくよかな社会に思えるのだ。――「まえがき」より。